ギターの思い出話

  • ギターの話

引越しなどでばたばたしていたとは言え、早速1ヶ月も更新してなかったので、このままではずるずるとまた更新しなくなるパティーンや!と思って更新してみます。
今回はギターのお話でもしようかな。


上の写真にあるのが現在私が所持しているギターです。(ベース含む)これ以外にもアコギ1本、アコベ1本、アンプ内臓ミニギター(ZO-3)が1本ありますが、現在では全くと言っていいほど使用していません。
さて、これらのギターの紹介をしてもいいんですが、それはまた次の機会(何か曲に使った時とか)にするとして、今回はちょっと昔話でもしてみようと思います。

  • ギターを始めたきっかけ

男性がギターを始めるきっかけ第1位は「モテたいから」らしいです。本当かどうかは知りませんが、妙に納得できます。
私がギターを始めたのは、DTMをちゃんと始めた直後です。鍵盤も何も弾けなかったので、「何か楽器できた方がいいよな〜・・・。」って思って、兄のお古のアコースティックギターを貰って始めました。なので、DTMを始めるついでにギターを始めた感じです。ちなみに、そのアコギが上の写真に写ってないもう1本のアコギです。そんな理由で、全然使ってないのですが手放すのもちょっとできなくて、ずっとしまってあるのです。
そんなわけでギターを始めたんですが、全然上手くならなかったですね。そりゃ当然です。DTMのついでにちょこちょこ触ってた程度でしたから。1年経ってもFコードがまともに抑えられてなかったのを覚えてます。

  • 初めて自分で買ったギター

ギターを始めて半年〜1年くらいだったか、いつまでも兄のお古のアコギばかり使っているわけにはいかないので、自分のギターを新しく買うことにしたのです。そして、アコギではなくエレキギターを買ったのです。
「画像あったかな〜・・・?」と思ってデータ探したら見つかりました。

エピフォンのレスポールです。たしか3万5000円くらいだったと思います。
ピンときた方がいらっしゃるかもしれませんが、一世を風靡した大人気アニメ「けいおん!」の主人公・平沢唯ちゃんのギターと見た目が同じなのです。(唯ちゃんのはピックガードがなかったと思いますが。)いや、その影響でこのギターを買ったわけじゃないですよ!というか、けいおん!が漫画連載されるのよりもずっと前ですし、アニメ化されて人気が出た時にはもう手放していたので、「くそう!こんなことになるならあのギターとっておけば良かった!」って後悔したくらいです。
では何故レスポールを選んだのかというと、音が太いからです。当時は「音が太ければ太いほどカッコイイ!」みたいに思っていて、めっちゃ太い弦を無理して使って、更にローブーストしてもっこもこの音出して満足したりしてました。若いですねー。そんな時期ってありますよねー!

さて、自分の新しいギターも買って、これでようやく練習にも身が入ってどんどん上達する・・・なんてことはなく、DTMのついでなのは変わりませんでした。しかし、1つだけ変わったことがありました。それは、ギターを録音できるようになったことです。アコギでもマイクを使えば録音できますが、そんなことができる環境はなかなか無いので、ライン録音で自宅でも気軽にできるようになったのは大きな変化でした。
当時は高い音源を買うお金も無く、お金があったとしても現在ほどリアルなサンプリング音源などはありませんでした。特にギターは打ち込みで生っぽく聴かせることは難しいというか、ほぼ不可能だったと思います。そんな時代だったので、先輩のお古のボロボロのマルチエフェクターから、オーディオインターフェースも無しにPCに直接ケーブルをぶっ刺して(内臓のサウンドボードを使用)、それでも「自分の曲にリアルなギターの音を入れられる!」と喜んでいたのでした。
しかしながら、ロクに練習もしていないのでロクにコードも押さえられない、そんなヤツが録音なんてしてもロクなものにならない、当たり前です。じゃあ今度こそ練習して上手くなるか!?と思いきや、そんなことはない。それなりなテイクが録れるまで何度も弾いて、後で切り貼りしたり編集して誤魔化す。そんな感じで録音を続けた結果、ギターの腕はあまり上達しませんでしたが、何度も弾き直す根気と、編集で誤魔化す技術は上達したのでした。

  • そして今に至る

それからかれこれ10年以上ですが、今でもそのスタイルは変わっていません。だから今でもギターの腕は全然なのです。ずっとDTMのついででギターがくっついていたので、私はギタリストではなく、ただのギター好きなのです。それでも、今後もなんだかんだギターを使っていきますし、これからもっと役に立って貰いたいな〜と思ってます。「あー、ギターの練習しなくっちゃなー。」(スプラトゥーンをやりながら。)