私がSONARを使う理由

  • 何故SONARなのか?

数あるDAWの中から何故SONARを使うのか?
最も大きい理由は、「最初に使ったDAWで、最も慣れているから。」なんですが、そんな結論で終わらせてしまうようなつまらない大人にはなりたくない!しかし、「こんな素晴らしい機能が!」とか「こんなに良い付属プラグインが!」というのは、多くの方が書いているでしょうし、それ以前に私がそこまで語れるほど使いこなせているとは思えません。
ということで、あんまり他の人が挙げないであろう、私が思うSONARの大きな魅力2つを書きたいと思います。

  • 魅力その1:譜面が使いやすい!


譜面の使いやすさはXGworksレベル!(伝わりにくい)
そもそも譜面で作業をするという人が少数派ということもあってと思いますが、他のDAWは譜面機能がついていても、入力や編集の使い勝手があまり良くないものが多いと思います。SONARは譜面での編集機能も充実しており、非常に使いやすいです。複数のトラックの譜面を同時に開いての編集もできるので、編曲作業の際には欠かせません。
私は鍵盤が苦手なので、ピアノロールでは音がどのように重なっているかがわかりにくいのですが、譜面だと縦横の繋がりがはっきりと見えますし、「あっ、ここテンション入れてみよう!」なんてのもやりやすくなる(気がする)のです。

  • 魅力その2:ミキサー画面がいらない!


っていうと語弊があるかもしれませんが、通常ミキサー画面を使用して行うようなミックス系の作業が、だいたいシーケンス画面でできるのです。
多くの人はデュアルディスプレイなどでミキサー画面を常に開いたり、切り替えたりでそのような作業をしていると思います。SONARでは、インアウト、ボリューム、パン、インプットゲイン(何気にこれも便利!他のDAWってあんまり無いですよね?)、インサートエフェクト、センド等々、ミキサー画面で編集することの多いものも、シーケンス画面で簡単に編集できるのです。また、トラックの表示部分を縦や横に広げることで、ミキサーに近いレベルで他トラックとの比較ができます。

  • 2つの魅力の効果

結局、個人の感想レベルで、「譜面が使いやすい!」「シーケンス画面が使いやすい!」って言ってるレベルなんですが、これらが制作にどう影響するのか?それは、「とりあえずある程度まで作る」という作業が早いのです。漫画でいうと、ネーム〜下書きくらいまでの段階です。(わかりにくい)
さーて曲作るかーってなるじゃないですか。まず、頭の中で「パートはだいたいこんな感じで〜・・・」って考えたら、適当にそれらの音源を読み込みます。そしたら、それらのMIDIトラックをまとめて譜面で開く。あとはその譜面に適当に音符を書いていけば作曲はだいたい完了です。そしてシーケンス画面で、パートの追加したりエフェクトをかけたり、アレンジしながらのラフミックスをします。これで「とりあえずある程度まで仕上げる」ができるのです!ねっ、簡単でしょ?
もちろん、ピアノロールで細かい調整をしたり、ミキサー画面でちゃんとミックスしたりっていうのは必要ですが、それはこの後に行えばいいのです。ある程度の形までを少ない画面移動で簡潔に行えるというのは、音楽制作において大きな強みではないでしょうか?

  • SONARの魅力は伝わりましたか?

いや、たぶん私が挙げたことって、他のSONARユーザーからの共感ってあんまり得られないと思いますし、開発陣も「えっ、そこ??」ってなるような内容だと思います。だって他に推してるとこたくさんあるし・・・。でも、言われてみれば確かに!ってなりますよね。なりませんか?なるといいですよね。少なくとも私はこんな感じでSONARを愛しているので、これからも良いところを挙げてステマしていきます!

TASCAM SONAR Platinum

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